70代になると体型や肌の変化に合わせて、似合う服の条件も少しずつ変わります。
それでもポイントさえ押さえれば、落ち着きと清潔感を土台にしつつ「かっこいい」印象は十分に作れます。
このページでは、買い足しに便利なブランド選びから、色・形・素材・小物の整え方までをコーディネート視点でまとめます。
70代女性のかっこいいシニアファッションコーディネートに役立つおすすめブランド7選
まずは、ベースとなる服を揃えやすいブランドを押さえると、毎日の着回しが一気に楽になります。
ここでは「きれいめ」「着心地」「サイズ対応」「価格帯」のバランスで選びやすい7つを紹介します。
ハルメク通販
体の変化を前提にした設計で、窮屈になりにくいのにだらしなく見えにくいのが強みです。
落ち着いた色合いでも地味に寄りすぎないデザインが多く、初めての更新にも向きます。
| 名称 | ハルメク通販 |
|---|---|
| 特徴(強み) | 50代以上向けの設計と品揃え |
| 向いている人 | 着心地と上品さを両立したい人 |
| 価格帯目安 | トップス5,000〜15,000円目安 |
| 注意点 | 人気品はサイズ欠けが出やすい |
DoCLASSE
きれいめカジュアルが得意で、シンプルでも輪郭が出るアイテムが見つかりやすいです。
「きちんと見え」を作りたい日に、ジャケットやパンツの選択肢が多いのも魅力です。
| 名称 | DoCLASSE |
|---|---|
| 特徴(強み) | 大人向けのきれいめ通販 |
| 向いている人 | 細見えときちんと感が欲しい人 |
| 価格帯目安 | トップス4,000〜12,000円目安 |
| 注意点 | 素材感は商品ごとに確認が必要 |
ベルーナ
選択肢が多く、ベーシックから少し華やかな柄まで幅広く揃います。
価格を抑えて試しやすいので、色や形の更新を小刻みに行うのに向きます。
| 名称 | ベルーナ |
|---|---|
| 特徴(強み) | 品揃えが豊富で手に取りやすい |
| 向いている人 | 普段着をまとめて揃えたい人 |
| 価格帯目安 | トップス2,000〜8,000円目安 |
| 注意点 | 同系商品が多いので絞り込み推奨 |
ニッセン
サイズ展開が幅広く、体型に合わせて選びやすいのが助かります。
シンプルな軸を作ってから、アクセントで“かっこよさ”を足すとまとまりが出ます。
| 名称 | ニッセン |
|---|---|
| 特徴(強み) | 幅広いサイズと実用性の高さ |
| 向いている人 | 体型に合う定番服を探したい人 |
| 価格帯目安 | トップス2,000〜9,000円目安 |
| 注意点 | カテゴリが多いので目的を決めて探す |
レリアン
素材と仕立ての良さで、着た瞬間に上品さが立ち上がるブランドです。
少数精鋭で持ちたい人に向き、コーディネート全体の格も上げやすいです。
| 名称 | レリアン |
|---|---|
| 特徴(強み) | 品質と着心地を重視した大人服 |
| 向いている人 | 長く着られる一軍服が欲しい人 |
| 価格帯目安 | トップス15,000〜40,000円目安 |
| 注意点 | 購入前に手持ち服との相性確認が安心 |
無印良品
色数が絞られたベーシックが多く、組み合わせで迷いにくいのが良い点です。
素材感で差が出るので、肌触りと落ち感を確認して選ぶと大人っぽく決まります。
| 名称 | 無印良品 |
|---|---|
| 特徴(強み) | ベーシックで着回しやすい |
| 向いている人 | シンプルに整った印象を作りたい人 |
| 価格帯目安 | トップス2,000〜8,000円目安 |
| 注意点 | サイズ感は商品ごとに差がある |
ユニクロ
インナーや定番パンツなど、土台作りに強いのでベースを整えるのに便利です。
全身をここで固めず、アクセサリーや靴で“品”と“強さ”を足すと大人のかっこよさになります。
| 名称 | ユニクロ |
|---|---|
| 特徴(強み) | 定番が揃い買い足しやすい |
| 向いている人 | ベース服を手早く更新したい人 |
| 価格帯目安 | トップス1,500〜5,000円目安 |
| 注意点 | “普通”になりやすいので小物で差を作る |
かっこいい印象を作る基本ルール
70代の装いで“かっこいい”が成立する鍵は、派手さではなく輪郭のある整い方にあります。
まずは色・形・素材・サイズの4点を、いつもより少しだけ意識してみてください。
色は「濃淡のメリハリ」で引き締める
全体を淡色でまとめると柔らかい反面、ぼんやり見えることがあります。
濃い色を一点入れると、輪郭が出て大人っぽいかっこよさが立ち上がります。
- 黒を重く感じる日は「チャコール」や「ネイビー」を軸にする
- 顔まわりは白より「オフ白」「生成り」で優しくする
- 差し色は小面積にして主役を作りすぎない
- 柄は「細かい」「コントラスト弱め」から試す
迷ったらベースを2色までに絞ると、上品にまとまりやすいです。
シルエットは「Iライン」を意識する
かっこいい印象は縦のラインで作ると、無理なく似合いやすいです。
ウエストを締めすぎず、落ち感で縦を出すと楽で洗練されます。
| 目的 | 縦長に見せてすっきり |
|---|---|
| トップス | 丈は腰骨〜ヒップ中間が目安 |
| ボトム | 細すぎないテーパードやストレート |
| アウター | 前を開けて縦の余白を作る |
| 避けたい例 | 全身オーバーサイズで面が広い |
鏡で「前から見たときの縦の線」を確認すると失敗が減ります。
素材は「落ち感」と「表面の上質さ」で選ぶ
同じ形でも素材が変わるだけで、きちんと感は大きく変わります。
特にトップスは顔に近いので、表面の質感が印象を左右します。
- とろみ素材は体の線を拾いすぎず大人っぽい
- ニットは毛羽立ちが少ないものが上品に見える
- シャツはハリより「しなやかさ」があると優しい
- 黒は素材差が出るので艶と落ち感を確認する
プチプラでも素材が良い一枚を選べば、全体が格上げされます。
サイズは「ジャスト寄り」で清潔感を出す
ゆとりは大切ですが、余りすぎると生活感が強く出ることがあります。
肩・首・手首のどこかが合うだけで、きちんと見えが生まれます。
| 肩 | 肩線が落ちすぎない |
|---|---|
| 首 | 開きすぎず詰まりすぎない |
| 袖 | 手首が少し見える長さ |
| 裾 | だらんと伸びない素材・丈 |
| コツ | 迷ったら上はジャスト、下は楽を優先 |
サイズが合う服が増えるほど、コーディネートの完成度も上がります。
季節ごとに“かっこよさ”を更新する着こなし
季節の空気に合った素材と色を選ぶと、無理なく今っぽい印象になります。
同じ形でも季節素材に替えるだけで、コーディネートは新鮮に見えます。
春は「軽いアウター」で縦ラインを作る
春は薄手で揺れる素材が増えるので、縦のラインが作りやすい季節です。
羽織りものを前開きにすると、自然に細見えして大人のかっこよさが出ます。
- トレンチは短め丈よりミドル丈が扱いやすい
- 白は真っ白よりオフ白で柔らかくする
- 足元はローファーで締めると簡単に大人見え
- 花柄は小さめで色数少なめが取り入れやすい
春の主役はアウターなので、ここだけ良いものにするのも効果的です。
夏は「涼しさ」と「きちんと」を両立する
薄着の季節ほど、素材と首元の形で印象が決まります。
風が通るのにだらしなく見えない形を選ぶと快適です。
| トップス | 五分袖やフレンチ袖で腕をすっきり |
|---|---|
| 素材 | リネン混・薄手コットン・とろみ系 |
| ボトム | ワイドは落ち感重視で広がりすぎを避ける |
| 色 | ネイビー×生成りで涼しく引き締め |
| 小物 | 細めのレザーベルトや上質トートで格上げ |
汗ばむ時期は、見た目以上に「清潔感」がかっこよさの中心になります。
秋は「深い色」を一点だけ入れる
秋は色で季節感が出やすく、濃色がとても映えます。
全身を暗くせず、一点だけ深い色を置くと洗練されます。
- ボルドーはバッグや靴で小さく使う
- ブラウンは黒より優しく、上品な雰囲気になる
- チェックは細かい柄で主張を抑える
- ストールは無地を選ぶと合わせやすい
秋はレイヤードがしやすいので、差がつく季節でもあります。
冬は「コートの質感」で勝負する
冬は面積の大きいコートが、印象の多くを決めます。
形がシンプルでも質感が良いと、それだけで大人のかっこよさが出ます。
| コート形 | チェスターやステンカラーで直線を作る |
|---|---|
| 丈 | 膝下〜ミドル丈で縦を強調 |
| インナー | 薄手ニットで着膨れを抑える |
| 足元 | ショートブーツで締めると簡単にかっこいい |
| 注意 | 重すぎる素材は疲れやすいので重量も確認 |
冬は「形×質感×足元」の3点で完成度が決まります。
体型カバーをしながら洗練させるアイテム選び
体型カバーは“隠す”より“整える”意識の方が、結果として若々しく見えます。
楽な服でも、見え方のポイントを押さえればかっこいい印象に寄せられます。
パンツは「テーパード」と「ストレート」を軸にする
かっこいいコーディネートは、まずパンツの形を整えると作りやすいです。
無理な細身より、ラインがきれいな中太を選ぶ方が大人っぽく決まります。
- 腰回りは楽で太ももが張らない形を選ぶ
- 裾は長すぎない方が軽やかで清潔感が出る
- センタープレスは一本あるだけで格が上がる
- 黒パンツは“素材の良さ”で差がつく
パンツを軸にするとトップス選びも迷いにくくなります。
トップスは「首元」と「袖」で印象を変える
顔に近いトップスは、首元の開きで若々しさが変わります。
開きすぎは避けつつ、詰まりすぎないバランスが大人のかっこよさに繋がります。
| 首元 | 浅めV・ボート・スキッパーが使いやすい |
|---|---|
| 袖 | 手首が見えるとすっきりする |
| 丈 | 前だけ少し入れると腰位置が上がる |
| 柄 | 無地多めで、柄は一点にする |
| 素材 | 落ち感があると体の線が出にくい |
トップスを整えるだけで、全身の印象は十分変わります。
ワンピースは「一枚で決めず」に羽織りで締める
ワンピースは楽ですが、単体だと甘く見えることもあります。
ジャケットやカーディガンで直線を足すと、かっこいい方向に寄ります。
- 羽織りは前を開けて縦の余白を作る
- 足元はスニーカーよりローファー寄りが締まる
- ベルトは細めで“形を作る”程度に使う
- 柄は小さめで色数少なめが扱いやすい
一枚で完結させない方が、洗練されて見える場面が多いです。
アウターは「短丈よりミドル丈」で大人っぽくする
短い丈は軽快ですが、バランスが難しいことがあります。
ミドル丈は体型を整えやすく、70代の装いに自然に馴染みます。
| きれいめ | チェスターコートで直線を足す |
|---|---|
| カジュアル | 上質なブルゾンで素材感を上げる |
| 春秋 | 薄手のトレンチで縦のラインを作る |
| 冬 | 厚手は軽さと暖かさのバランスを取る |
| コツ | 前開きで“縦の余白”を見せる |
アウターの形が決まると、インナーはシンプルでも成立します。
小物と足元で“かっこいい人”の完成度を上げる
最後に差がつくのは、小物と足元の選び方です。
服をシンプルにしても、ここを整えるだけで一気に大人っぽく見えます。
靴は「ローファー」と「きれいめスニーカー」を使い分ける
歩きやすさは重要ですが、形が整っている靴は全身を格上げします。
場面に合わせて二足を持つと、コーディネートが安定します。
- ローファーは“かっこいい”の最短ルートになりやすい
- スニーカーは白一択より、ベージュやグレーで馴染ませる
- つま先が丸すぎない方が大人っぽい
- 靴の汚れは清潔感を下げるので手入れが最優先
靴が整うと、同じ服でも別人のように見えることがあります。
バッグは「形が崩れないもの」を選ぶ
かっこいい印象には、バッグの“構造”が効きます。
柔らかすぎて形が崩れると生活感が出やすいので注意します。
| 形 | 自立するトートやボストンが万能 |
|---|---|
| 色 | 黒・グレージュ・ネイビーが合わせやすい |
| サイズ | A4より小さめだと大人っぽい |
| 金具 | 主張しすぎない方が上品に見える |
| 注意 | 詰め込みすぎると形が崩れる |
バッグの形が整うと、全身の“きちんと感”が底上げされます。
アクセサリーは「小さく光る」を足す
大ぶりで強く見せるより、小さく品よく光らせる方が大人のかっこよさに向きます。
首元・手元・耳元のどこか一箇所に絞ると上品です。
- ゴールドは肌を明るく見せやすい
- パールは一粒タイプだと甘くなりにくい
- 時計は“かっこいい”の要素を足しやすい
- 重ね付けは2点までに留めると清潔感が出る
アクセサリーは少なくても、選び方で十分に印象が変わります。
ストールは「縦に落として」輪郭を作る
首元の寒さ対策にもなり、顔まわりの印象も整えられます。
巻きすぎず縦に落とすと、シンプルにかっこよく見えます。
| 色 | 無地か、コントラスト弱めの柄 |
|---|---|
| 素材 | 薄手で落ちるものが使いやすい |
| 巻き方 | 左右を同じ長さで縦に落とす |
| 狙い | 首元に立体感を作って顔映りを整える |
| 注意 | ボリューム過多は上半身が重く見える |
ストールは一枚あるだけで、季節の変わり目にも活躍します。
今日から取り入れやすい装いの要点
70代のかっこいい装いは、派手さではなく清潔感と輪郭の作り方で決まります。
まずはベース服を揃えやすいブランドを決め、色数を絞って縦ラインを意識してください。
素材の落ち感とサイズの合い方を整え、最後に靴とバッグで形を締めると完成度が上がります。
無理をせず、少しずつ更新していくほど「今の自分に似合うかっこよさ」が自然に育っていきます。

