Vol.31 Banton Frame Works “Roper” Handmade in Scotland
2018.09.25 (Tue)こんにちわ。本日は2018年より国内で展開がスタートとなりましたアイウェアブランドをご紹介します。
Banton Frame Works “Roper” Handmade in Scotland
当店でも今夏より取り扱いがスタート致しました、スコットランドのハンドメイドアイウェアブランド”Banton Frame Works”(以下BFW)。当温故知新をオープンするにあたり、イギリス製のメガネブランドを探しに探して見つけられた新進気鋭のブランドの一つですね。
Lucy(ルーシー)とJamie(ジェイミー)の、デザイナー達自身の手によって作り出されるクラフトマンシップの塊とも言える美しいアイウェアコレクション。
こちらは既に廃盤となってる”Roper”というモデルです。テンプル部分にメタル素材を用い、モダン(耳にかかる部分)とフレームのそれぞれが別パーツに仕上がっております。”色合いや素材が好みで選べる”というカスタムオーダーが可能なモデルだったのですが、現在はBFWで選定したマテリアルとカラーリングによる6型のモデルが展開されています。
小ぶりで丸みを帯びたフレームデザインは、主張を抑えたさり気ない印象を表情に飾ってくれます。イタリア製の高級セルロイドを、50~60s頃のヴィンテージの機械を用いて、丁寧に削り出しをしていきながらこの形状を作り上げています。テンプル部分にメタルを使っていますが、非常に軽く身に着けていても負荷がかからないストレスレスな仕様感も魅力的なポイントの一つですね。
この当時は折畳みのレザーケースが採用されていましたこちらも現在では廃盤に。ハードケースではないので無造作に鞄に入れたりは出来ないのですが、そっと置いていても雰囲気のある眼鏡アイテムとなってくれますね。
さてこのBFWですが、オープン直前に海外へ買い付けに行った際に工房へお邪魔させて頂きました。
こちらは彼らの工房の真裏にある大きな湖、”Banton Loch”。スコットランドのエディンバラとグラスゴーのちょうど中間地点にあたる場所にどどーんと構えられています。
この湖のほとりに拠点となるスタジオを構えていることから”Banton Frame Works”の由来と相成りました。
ブランドを立ち上げるに当たってくみ上げた工房がこちら。
ちょっとプライベート的になってしまうかと思いあえて載せていないのですが、この右手側に非常に大きな家が建っております。そこはデザインや事務仕事といった庶務を行うスペースとして仕様しており、居住はまた別の所なのだそう。仕事場と言えば仕事場なのですが、外観は普通に家なのでプライベート感が強いので控えておきます 笑
中の写真も撮らせて頂きました。この中で二名体制でずっと眼鏡を作り続けています。
手前のグリーンの機械が50-60s頃のヴィンテージ制作機械の一つなのだそう。instagramではジェイミーが油をしてメンテナンスをしている様子もありましたね。
工具周りもとても綺麗に整頓されていて、ハンドメイドながらにこれほど洗練された眼鏡が作られるというのも、彼らの丁寧な性格的な部分が反映されているのだとうと感じました。
こちらがデザイナー兼職人であるルーシー(左)とジェイミー(右)です。白黒なのは趣味のフィルムカメラで撮らせてもらったからなのですが露出を失敗しました。次撮らせてもらう時はデジカメで撮ります 笑
ちなみに結婚などはしておらずビジネスパートナーとしての関係なのだそう。僕もやはり気になってしまったので、込み入った話ではありましたが伺ったところさらっと答えてくれました。でも時間経つといつの間にか結婚してたりするんですよね 笑
Eyewear – Banton Frame Works
Stole – Vintage British Motor cycle
Shirt – Tripl Stitched
Pants – Oliver Spencer
Shoes – 90s Clarks
Bangle – Indian Jewelry
Ring & Bangle – Indian Jewelry
前回に引き続きTripl StichedのシャツとBFWを合わせております。スタンダードなユーロカジュアルをイメージしたスタイリングですが、アクセサリー以外見事に全部がイギリスブランド。
あまりテーマを決め過ぎずにスタイリングをすると自然とイギリスモノにまとまりますね。
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