靴磨きはプレゼン前日の験担ぎ

今回は私にとっての靴磨きのお話を。

私にとっての靴磨きは、靴を綺麗にすること自体が目的ではありませんでした。

まだ私が靴磨きにどっぷりと浸かる前。当時は日常的に靴のお手入れをしていたわけではありません。仕事も普段はある程度は私服でも大丈夫な職場なので、革靴自体をあんまり履かなかったんですね。それでも、お客様のところへプレゼンに行くときはスーツにネクタイを締めて行ったりするわけです。そうなると当然革靴がセットで付いてきますよね。

プレゼン前日、明日に向けて気持ちを整えたい。そんなときに私は靴を磨いていました。そうすると不思議と無心になって気持ちが落ち着くというか。革靴がきれいになるころにはすっきりと気持ちが整っている。なんだかそんな気がしたんです。そうしてプレゼン前日には靴磨きをすることが習慣になっていくわけです。

靴を磨いたことが良かったのか、プレゼンも良い結果が続いていって、いつしかそれは「験担ぎ」的なものへとなっていきました。靴磨きをすることで気持ちを整えながら、どこか自分を鼓舞する、みたいな感じだったんでしょうね。

そんなことから私の靴磨き好きは始まっているので、靴を綺麗にすることだけが目的ではなくて「靴磨きすること自体」が目的だったりもします。

このブログのタイトル「靴を磨くときだけ、ひとりになれる。」も、実はそんな思いを込めたネーミングでした。

ということで、プレゼン前日、また靴を磨きました。今回の相棒はCHURCH’SのCONSULにしました。ストレートチップなのでつま先はピッカピカに！

それではプレゼンに行ってきまーす！