シューケア用品 ワックス／ポリッシュ編

つま先に輝きをまとわせる魅惑のアイテム「ワックス／ポリッシュ」についてご紹介いたします。

ワックスといえば、靴磨きの真打ちですよね。わたしの場合、靴磨きの工程でも最後でもっとも時間をかけて行います（まだまだ未熟だということもあります）。つま先をビッカビカに光らせた「鏡面磨き」なんてのもあります。

そのワックスですが、↓こんなものですね。

いくつかのブランドのものがありますね。左上は一部で話題になった「ダイソーの靴クリーム」です。ダイソーですから、100円です。劇的にピカピカになるともっぱらの噂ですが、なんだか怖くて使えていません・・・。そこから時計回りに「トリッカーズのカントリーブーツを購入したときにもらったもの」、「モウブレイのハイシャインポリッシュ」、「イギリスの通販サイトヘリングシューズで購入したときのおまけ」、「サフィールノワールのビーズワックスポリッシュ」、最後はまた「モウブレイのハイシャインポリッシュ」です。

このアイテムも本当に好みだと思いますが、わたしは「サフィールノワールのビーズワックスポリッシュ」をよく使っています。このワックスは水分が多く含まれていてやや使いづらいので、使う前に缶を空けてしばらく放置して乾燥させています。放置しておくと↓こんな風にぎゅっとつまります。

ワックスも靴クリーム同様に、革靴の色味に合わせて複数の色を揃えています。わたしの場合は靴クリームほど厳密に考えていませんでして「黒」「紺」「茶」「濃茶」「ニュートラル」の5色で取り回しています。基本的にはつま先とかかとだけに使っています。バンプの部分にやりすぎるとワックスがひび割れてしまいますので。で、「紺」っていったいどうやって使うの？といった疑問があると思いますが、茶系の靴に少しだけ混ぜて使っています。ほんのり紺を乗せることでややアンティークな感じを出せるのが気に入っています。好みですが、わたしは靴の色よりもワントーン暗めのワックスを乗せることが多いですね。

最終工程のワックスがうまくできて、革靴がきれいな輝きをまとったときは本当にうっとりします。まさに靴磨きの醍醐味です。いつか鏡面磨き編もお届けできればと思っております。