グレインレザー(シボ革)の靴磨き

2017,10,19 Comment(0)

Category:靴磨き日記

きょうは少し変わった靴を磨いてきました。私の革靴コレクションのなかで唯一のグレインレザー(シボ革)です。ロングウイングチップで思いっきりアメトラって感じですね(アメトラな衣装を持ち合わせておりませんが・・・)。

ブランド:CHEANEY (JOSEPH CHEANEY & SONS)
モデル:ロングウイングチップ
カラー:BLACK (グレインレザー)

つま先磨きの基本は、表面の凹凸を埋めてツルツルして光らせることです。となると、このようなグレインレザーは最初から凹凸が強くあるので、それを埋めていくという作業をしなければなりません。とはいえ、このシボ感が魅力なわけですので、やりすぎもどうなのかな?という難しい一足です。

まずこの凹凸を埋めるために、普段の革靴よりも多めにポリッシュを乗せていきます。どうしてもメダリオンにポリッシュが入ってしまうのですが、わたしはあまり気にせずにやっています。この凹凸を埋めるために、普段よりも多め長めに磨く感じですね。途中でメダリオンに布が引っかかって、少し表面が毛羽立つ感じがあったので、何度か布の面を変えて磨いていきました。

そしてできたのがこちら。

なるべく自然に、つま先だけを光らせました。ご覧いただいてわかる通り、つま先部分はシボ革の凹凸が埋まって、ツルツルになっていますね。あまり光らせる面を多くするとこの靴の魅力を削いでしまうとおもうので、つま先半分くらいとしました。

グレインレザーの革靴はつま先を光らせないで履いても十分にかっこいいと思うのですが、わたしはついつい磨いてしまいました。

今日もうっとりです。

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