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Vol.21 tamaki niime 播州織 Cotton Stole Made in Japan

2018.01.23 (Tue)

こんにちわ。今回は、様々なエピソードが織り成って、僕にとっての一生モノとなった一品をご紹介します。


tamaki niime 播州織 Cotton Stole Made in Japan

寛政4年(1792年)より兵庫県の伝統技法である播州織(はんしゅうおり)による美しい色彩のストールコレクションを打ち出すtamaki niime。
デザイナーの玉木新雌さんが手掛けるこちらは、”日本のへそ”と呼ばれる西脇市にスタジオを構え、1965年製ベルト式力織機、1983年製レピア織機、オランダ製手織機といった様々な織り機を導入し、さらにはコットンの栽培までも行うという、全ての工程を自社にて行うアパレルのマニュファクチュールとも言えるブランドです。


非常にやわらかく繊細な織模様と糸から染色し織り込むという藩州織特有の色彩は、まさに芸術品というに相応しい仕上がりです。紫から青に掛けて両端で色味の変わる風合いは、巻き方によってカラーリングの魅せ方が変えられるスタイリングの幅を広げてくれる面白さも兼ね備えています。


独特な色の依り具合はヴィンテージの織り機から成せるならの雰囲気と感じます。instagramは製造工程を掲載していらして。広々とした空間で丁寧な仕事ぶりの一つ一つがご覧いただけます。
とても生き生きとした仕事風景が映し出されていて、こういったバックボーンを知れると、より一層一品一品に対しての思い入れを感じられるようになりますね。


僕の持っているこの一枚は、以前の職場に居た時に、とても仲良くしていたスタッフからプレゼントしてもらった逸品でして。とても憧れていたtamaki niimeを頂けたのは本当に嬉しかったですね。特にこの赤と青のグラデーションというカラーリングは個人的にも非常にツボで。とても重宝しています。



Stole – tamaki niime
Knit – Auma
Coat – Vintage British
Denim – 50s Wescot
Shoes – 70’s Converse
Ring – LAS JEWELRY
Brooch – ANREALAGE

気付けばほとんどウチで並んでいるアイテムでした。わざとじゃないですよ?笑
色合いを表に出したかったのでグレートーンのスタイリングにアクセントカラーとして取り入れております。
首元と垂れ下がる色彩のコントラストが映えますね。ところで、こちらのコラムでも度々登場しているイギリスのヴィンテージデニムWescot。取り入れたのには一つ理由がありまして。

実は、このtamaki niimeのスタッフの方が当店のwebstoreよりこのデニムをご購入してくださいまして。
まさかファンであるブランドからご注文の機会があるだなんて夢にも思わず。ご注文を頂いた際には5度見くらいしましたね笑
納品の際に「とても大事に愛用させて頂いております」というメッセージを同封させて頂いたのですが、


後日、ポストカードと共にメッセージカードを送ってくださいました。心の底から感動するというのはまさにこういうことと思います。
酒井さんは営業関連やtamaki niimeでのモデルなどもされている方のようで、それほどの審美眼をお持ちの方に当店をご覧いただけたことは誇りに思います。

素晴らしいモノづくりと、制作に携わる方達の人柄も魅力溢れるtamaki niimeさん。
今後もファンで居続けると共に一生に身に着けていこうと思います。

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