知ってるようで知らないシャツのこと 大和屋シャツ店

#22017.03.02

ワイシャツは下着でもありました。

19世紀頃の男性のワイシャツは、
もともと下着を兼ねていました。

後ろ身頃の長い裾をオシメのように
股の間から前に持ってきて、
前後の長くなった部分を股間で
ボタン止めできるようになっていました。
ふんどしのような形をした見た目です。

だから今でも、ワイシャツの下には、
下着のシャツもブリーフもつけないのが正式であると言われます。

英国式のシャツにそのなごりを見て取れます。
今でも着丈が長く持ち出しがついているようです。