シューケア用品紹介 ブラシ編
2017,04,11 Comment(0)
Category:靴磨き日記
こんにちは!「靴を磨くときだけ、ひとりになれる」の小林です。みなさん靴磨きライフ送ってますか?
今回はシューケア用品紹介「ブラシ編」をお届けします。
ひとことでブラシとは言っても、使い方はさまざまですよね。同じブラシでも人によって違う使い方をされていたり。
いわゆるブラシが↓これですね。
色や形が違ったりとしていますが、大きく3種類のブラシが映っています。
馬毛ブラシ
一番左と中央の黒いのが馬毛ブラシです。馬毛ブラシの特徴は毛足が柔らかいことですね。ですので、靴磨き前にホコリを払う役割で使われることが多いのではないでしょうか。私もそのように使っています。ただ、中央の黒いブラシが黒い靴クリームで染色してしまっています。というのも、これは私がはじめて購入した靴ブラシで、セレクトショップの店員さんに「まぁ、ホコリ取りとクリーム伸ばしと兼ねても良いでしょう」と見繕ってもらったものを使っているためです。今では黒いクリームのクリーム伸ばしに使ってます。この黒いのだけイレギュラーな感じです。
豚毛ブラシ
右から2番目が豚毛ブラシです。豚毛ブラシの特徴は毛足のコシが強いことですね。馬毛ブラシに比べるとツンツン刺さるようにコシがあります。そのため、クリームを伸ばすのに使われることが多いですね。クリームを伸ばしながら、長いストロークで磨くことで艶が出てきます。私は豚毛ブラシは色数分だけ用意していまして、黒系、茶系、赤茶系と用意しています。茶色のなかの微妙な幅はそんなに意識していませんが、赤茶だけだいぶ雰囲気が違うので別にしています。そんなにゴシゴシやって靴に傷がつかないの?と言われますが、私の経験上はブラシで傷が付くことはないかなぁと感じてます。
化繊ブラシ
左から2番目が化繊ブラシです。これはもう豚毛ブラシと同じ用途で使っています。ですので、豚毛ブラシと化繊ブラシを合わせて色数分あれば良いという考えです。違いは・・・どうでしょうか。私の所有しているもので言うと、豚毛ブラシのほうがコシが強い感じはします。
クレープブラシ
これはスエード用です。銀面がある靴と違って、スエードは毛羽立ちが魅力なわけです。その毛羽立ちがくたびれてきてしまったときに、このクレープブラシで軽くなでることで、美しい毛羽立ちが復活してきます。私はスエードはクロケット&ジョーンズのチャートシー1足しかありませんので、あまり出番が無いのが正直なところです。
また、写真には映っていませんが、もうひとつブラシを所有していまして・・・
山羊毛ブラシ
山羊毛ブラシの特徴は何と言ってもその毛足の柔らかさです。頬をなでても心地よいくらいに柔らかいです。そのため、鏡面磨きをしたあとのホコリ取りに使っても、鏡面にブラシの跡が残りません。デリケートなときにもってこいですね。あと、靴を磨ききったあとに、この山羊毛ブラシに少し水を含ませて靴全体をブラッシングすると革靴が整う感じがしていて気に入っています。
それからちょっと違うのが↓こちらのペネトレイトブラシ。
ペネトレイトブラシ
これは靴クリームから少量のクリームを取って、革靴に塗布していくときに使います。指やウエスにクリームを取って塗布しても問題ないんですが、微妙な量を加減できるのと、細かいところに塗り込んでいけるので重宝しています。靴とコバの間とか指だと届かないので。ペネトレイトブラシもクリーム伸ばし用の豚毛ブラシと同様に、色数分だけ用意しています。
・・・といろいろとブラシを紹介してまいりました。こまかくは他にもいろいろとあるのですが、私はこれらのブラシで十分に事足りております。クリーム伸ばしは豚毛ブラシと言いましたが、黒色用に限っては馬毛ブラシを使っていますが特に問題ありませんし、神経質になりすぎないようにしてます。(エキゾチック系のレザーを扱う場合は注意が必要と思いますが・・・持ってません)
私はシューケア用品はボックスにしまっているのですが、ホコリ取り用の馬毛ブラシだけは玄関の取りやすいところに置いてあります。帰ってきたらさっとで良いので「一日おつかれさま」とホコリを払ってあげる。そんな靴への感謝があるのも、靴磨き・靴の手入れの良いところだなと思っています。
引き続きいろんなアイテム紹介もお届けしていきますね。
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