Vol.7 小竹長兵衛作 T301-1 Handmade in Japan
2017.10.10 (Tue)こんにちわ。今回は一番長く使っている眼鏡のご紹介。
僕自身視力は悪くないのですが、顔が薄いので眼鏡を掛けたくなることもしばしば。
小竹長兵衛作 T301-1 Handmade in Japan
ノー芯製法という、テンプルに金属芯を通さず素材のみで成形を行うセルロイド職人、小竹長兵衛の一作。
昭和17年生まれの御年75歳となられる氏は、農業を営んでいた際、農閑期に両立できる仕事として眼鏡造りを始めたことがきっかけだそうです。
2005~2008年頃でしょうか、当時黒縁眼鏡が大流行しておりまして。その時は僕自身も流行に影響される口だったもので、眼鏡が欲しい年ごろにもなっておりました笑
それでも”せっかく選ぶのであればイイものを”と思い、こうして買い揃えた逸品がこちら。流行りきっかけであれどこうして長く使い続けた経験を踏まえると、いい買い物をしたなぁとつくづく感じます。
今でも目に入ると惹かれる“手造”の彫文字は、これからも使い続けていきたいと思わせてくれる魅力の一つです。
三年以上寝かせられたセルロイド素材を使用する、というこだわりも小竹長兵衛ならではなのだそうで。実際このセルロイド素材、非常に堅牢で掛け心地が変わった印象もなく、だからこその激戦した素材選びなんだな、と感心させられます。
以前TART OPTICALというアメリカンヴィンテージの眼鏡を掛けていたことがあるのですが、同じセルロイド製にもかかわらず、長時間かけていた際の耳への負担が段違いでした。個人差もあるとは思うのですが小竹長兵衛の眼鏡は自分の輪郭へのフィッティングがジャストであったことは嬉しい想いの一心ですね。
ケースに至ってはあらゆるところが剥がれてボロボロになってしまっていて。それでも替えのケースを用意することなく、オリジナルのケースに入れ続けてしまいます。蝶番がどうしてもダメになったら変えたいと思います。
Eyewear – 小竹長兵衛
Shirts – HAiK W/
Belt – Von Sono
Pants – ETHOSENS
Shoes – HAiK W/ × Aurlandskoen
Neckless – LAS Jewerly
Bracelet – British Vintage
モードばかりで纏ったスタイリングですが、こんなミニマルな雰囲気でも小竹長兵衛の眼鏡は自然に溶け込んでくれますね。ベーシックなアイテムであるからこその幅広さと感じます。
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