ParabootのCHAMBORDを靴磨きしました
2017,03,14 Comment(4)
Category:靴磨き日記
週末に靴磨きしましたので、その様子を綴っていきます。
今回磨いたのはこの革靴。
ブランド:Paraboot(パラブーツ)
モデル:CHAMBORD(シャンボード)
カラー:MARRON(マロン)
ではさっそく磨いていきましょう。
まず、シャンボードをスッピンの状態に。
わたしはしっかり磨き直しをする場合はクリーナーを使って、クリームとワックスを落とすことにしています。使うクリーナーは「サフィール レノマットリムーバー」が多いですね。けっこう強力なクリーナーなので、ワックスもしっかり落としてくれます。サフィールノワールのクレムを使ってワックスを落とす方法というのも試したことがありますが、最近はもっぱらクリーナーが多いです。
その後、デリケートクリームで水分補給・・・。今回は「モウブレイ プレステージ リッチデリケートクリーム」を使いました。ぷるぷるしていて化粧品のようですよね。ここまでの時点では見た目には潤いが感じられますが、艶はまったくない状態です。
続いてクリームをぬりぬりしていきます。使ったクリームは「サフィールノワール クレム1925」のコニャックにしました。私はこのシャンボードをやや赤みを感じる色合いにしたいのでコニャックを使っています。クレムでしたら、このコニャックかブラウンあたりが適当かなと思います。
ペネトレイトブラシで少量を塗布して、その後豚毛ブラシで伸ばしていきます。それからクロスで拭き上げた状態がこちら。
はい!つやつやしてきました。カジュアルな佇まいの革靴なので、このポリッシュなしでこのまま履いても良いですよね。むしろそれぐらいのほうが自然なのかもしれません。
・・・がどうしてもピカピカさせたくなってしまうものですから、少しだけやってみましょう。
(ちなみにここで一度買い物に出掛けましたので、数時間空きます)
ワックスはサフィールノワールのビーズワックスポリッシュにしました。カラーはダークブラウンで、革靴の色よりもワントーンくらい暗めです。つま先とかかとのアクセントになってくるので、少しトーンが違ったほうが革靴に表情が出て良いかなと思っています。
ということで磨き終わった一足はこちら。
撮影した時間が違うもので、写真の色味が違ってわかりづらくて良くないですね。
気持ちだけつま先を光らせました。ストレートチップなんかでしたらけっこう強めにいくのですが、カジュアルな佇まいの一足ですのでほどほどに。もちろんピカピカしているの大好きなんですが、このくらいも良いものだなと思いました。靴によって、いい塩梅を探していきたいですね。
ちなみに、このシャンボードはやはりモカ割れが発生していまして、この靴磨きのタイミングでえいやーと瞬間接着剤でくっつけてみました。が、次の日に履いたところ当然のようにまた割れてきましたので瞬間接着剤はダメみたいです。モカ割れも味だと思って付き合っていくのが良いのだと思うのですが、自分でできる補修方法をご存知の方がいらっしゃいましたら情報を募集しております!
以上、第1回目の靴磨き日記をお届けしました。使っているシューケアアイテムや、私の靴磨きの方法なども紹介していけたらなと思っています。靴磨きを趣味とした素人の目線で続けていきたいと思います。また覗きに来てもらえたらうれしいです。
■今回使用した靴磨きアイテム
クリーナー:サフィール レノマットリムーバー
デリケートクリーム:モウブレイプレステージ リッチデリケートクリーム
クリーム:サフィールノワール クレム1925 コニャック
ワックス:サフィールノワール ビーズワックスポリッシュ ダークブラウン
まったく同じモデルを持っているので、自分のやり方と比較ができて勉強になります!
シャンボード、履き心地も見た目も気に入ってるのですが、買って数日後にインソールが若干剥げてしまいました。今ではそーっと足の出し入れをして深刻化を防ぐだけ。。。これって、僕だけの問題なんでしょうか?
靴磨きに詳しい方々はペネトレートブラシ・豚毛ブラシを使ってますね。僕はアメリカ西海岸在住なんですが、それらを販売している店を見たことがありません。。。 きちんとシューケアが出来てないんじゃないかと不安になる事が多いのですが、この二つのブラシを使うとそんなに結果が変わるものですか?
SJさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
同じシャンボード仲間でうれしいです。
シャンボードのトラブルの話は度々目にしますよね。
わたしは、インソールは特にトラブルは起きていないようです。
ペネトレイトブラシは細かいところにクリームを塗るのに便利ですよ。
クロスや指でも良いのですが、ソールとの境目のあたりとかはどうしても届きにくいので。
豚毛ブラシは全体に伸ばしてなじませるということで使っている感じです。
革のキメも整うのかな・・・?と思っています。
ちなみに私はブラシをこのように使い分けています。
・馬毛ブラシ:ホコリを払う
・ペネトレイトブラシ:クリームを塗布する
・豚毛ブラシ:クリームを伸ばしてなじませる。
アメリカ西海岸ではブラシの取り扱いがないのに驚きました!
そちらの方々はどのように靴磨きをされているのかも興味深いです。
早速の返信ありがとうございます!
思い入れのあるシャンボードですが、可愛いながらもごつい見た目とは裏腹にちょっと脆いですね(笑)フランスでは300ユーロくらいだったと思うので、クオリティもそれくらいなのかなと自分を納得させています。
長い付き合いになりそうですが、将来駄目になったら次はもう少しフォーマルなJ.M. Westonのゴルフにしようかなと思っています。
ブラシの説明、ありがとうございます! 次回の帰国時に購入を考えてみますね。
東海岸のことはわかりませんが、少なくとも私が住んでいるサンフランシスコ周辺では革靴に興味がある人が非常に少ないですね。話ができる人が全然いなくて寂しいです。
オールデンのケアには日米間で大きな違いがあるなと感じます。SFオールデンショップでバーガンディのコードバンを購入した際、コードバンにはレザークリーナー・リムーバーの類を一切使用せず、ワックスだけでケアするように忠告されました。コードバンはそもそも油分が豊富なのでクリームは必要なく、リムーバーが元々の色を薄めてしまうそうです。
そんなわけで、購入以来の6年間ワックスのみ使っています。日本のシューケアに関する記事を見るたびに一体どちらが正しいのかと悩んでいますが、答えはないものなのかもしれませんね。
長々と失礼しました。これからも応援しております!
SJさん、ご返信ありがとうございます。
シャンボードの魅力はまさにその可愛いながらもごつい見た目というか、佇まいだなと私も思います。朝、チョイスしてしまう率が非常に高いんですよね。
実はわたしはウエストンのゴルフの黒も所有しておりますが、そちらはあまり登場する機会がないんですよね。茶系のカバンを使うことが多いというのもあるんですが、ゴルフはやっぱりちょっとかっちりしているからでしょうかね。このゴルフも今度ご紹介しますね。
ゴルフもとてもいい靴ですよ。当FASSIONMAN内の別コンテンツを担当している銀座の社長も個人的なベスト革靴は「ウエストンのゴルフ」だと申しておりました。
オールデンのシューケアのお話とても興味深いです。「ワックスのみでケアするように」と言われることを私も耳にしたことがあります。ワックスの油分だけでというのは納得ですが、ヴァンプの部分などひび割れたりしないものでしょうか・・・。コードバンの場合はデリケートクリームのような保湿が必要ないということなんでしょうかね。私はコードバンを所有していないので、所有したときには参考にさせていただきたいです。
マイペースで続けていきますので、ぜひまたご覧いただけたらうれしいです。
comment